povoは韓国で使える?povoの海外ローミングについて徹底解説

韓国に行く予定が決まって、日本で使っているpovoのスマホがそのまま使えるかどうか、実際いくらかかるのか不安に思う方もいるのではないでしょうか。povoは 国際ローミング に対応しているため、韓国でもデータ通信や音声通話が利用できます。しかし、その仕組みや料金には注意点があります。この記事では、通信費用が高額になるのを避け渡航を楽しめるように、その料金プランや注意点を解説していきます。

1.povoは韓国で使える!


韓国でpovoを使うには、海外で利用するためのトッピングの購入が必要です。渡航先や利用期間、データ量に合わせて最適なものを選びましょう。韓国で利用できるトッピングは以下の3つです。
①エリアトッピング
②レギュラートッピング
③ワイドトッピング

どのプランも韓国で利用できます。ご自身の渡航プランとデータ通信の使い方に合わせて最適なトッピングを探しましょう。
各トッピングについて詳しく紹介します。

エリアトッピング

エリアトッピングは、特定の地域で利用できるデータトッピングです。
利用できるのは、「韓国」「アメリカ」「ヨーロッパ9か国※」「韓国」「中国・香港・マカオ」「タイ・ベトナム」「シンガポール・マレーシア」です。
※9か国:イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、スイス、スペイン、ドイツ、フランス、ベルギー

データ量利用期間料金
1GB3日間¥680
3GB7日間¥1,980

このトッピングは、短期間の旅行やデータ通信の利用量が少ない場合に適しています。有効期限内にデータを使い切ってしまった場合、通信速度が制限されるため、スムーズな通信には追加購入が必要になります。

レギュラートッピング

レギュラートッピングは、韓国も含めた90以上の国や地域で利用できるデータトッピングです。複数の国や地域で使えるため、韓国の他にも東南アジア周遊など、複数のエリアを旅行する方におススメのトッピングです。使えるデータ容量と利用可能期間、料金は次の表のとおりです。

データ量利用期間料金
0.5GB24時間¥640
1GB3日間¥1,480
2GB5日間¥2,880
3GB7日間¥4,280
5GB14日間¥7,080
10GB30日間¥9,800

エリアトッピングより料金は高いですが、使える地域が多いので
複数の国・地域を旅行する方にお勧めのプランです。

ワイドトッピング

ワイドトッピングはアラブ首長国連合、カタールなどを含む160以上の国・地域で利用できます。レギュラートッピングよりも多くの国・地域での利用が可能ですが、ひとつのプランしかありません。韓国も利用可能地域ではありますが、0.3GBで6,980円と、他トッピングと比べてかなり高額になっています。0.3GB=300MBはSNSをちょっと見たら使い切ってしまうデータ量です。

データ量利用期間料金
0.3GB30日間¥6,980

2.povoを韓国で利用する方法

povoの海外データトッピングは、povoのアプリから購入した後、現地で簡単な設定をすることで利用できます。

海外データトッピングは、渡航が決まってから、国内で事前に入できます。購入後、渡航前に以下の設定をしましょう。
①povo2.0アプリの「設定」から海外ローミングの設定が有効になっているか確認
②利用する端末が渡航先の韓国で利用できるかどうかを確認
③利用中の端末の機種のデータローミングを有効にする
・ iPhone(povoのSIMのみ利用中)の場合
 設定→モバイル通信→通信のオプション→データローミング
・Androidの場合
 設定→ネットワークとインターネット→SIM→ローミング

3.povoを韓国で利用するときの注意点

海外データトッピングには利用期限がある

海外データトッピングは、購入から30日間が待機状態となります。この待機状態の期間中に、韓国でのネット接続を開始しないと購入したデータトッピングは使えなくなってしまいます。
つまり、韓国到着の30日以上前に購入してしまうと、韓国に着く前に待機状態が終わってしまい、韓国でデータが使えなくなってしまいます。

通話料は、海外データトッピングとは別でかかる

海外データトッピングは、データ通信専用となります。電話番号を使った通話や、SMSの送信は、使った分に応じて料金がかかります(SMSの受信は無料)。発着信・送信にかかる料金は次の表の通りです。

発信・着信通話先通話料/分
韓国から日本へかける日本¥125
韓国から韓国にかける韓国国内¥50
韓国から日本以外の場所に他の国にかける日本・韓国以外¥265
着信¥70
SMS送信1通100円

韓国滞在中の利用料金が高額にならないように、通話やSMSよりもLINE通話などデータ通信を利用するのがおすすめです。

4.povoを韓国で利用するときのよくある質問

韓国でデータ通信を利用するには、海外用のデータトッピングの入が必要ですか?

はい、韓国でデータ通信を利用するには、韓国で利用できる海外データトッピングを購入する必要があります。
韓国では日本国内用のデータトッピングは利用できません。また、韓国をはじめとした海外では、日本国内とは違って、海外用のデータトッピングがないと低速通信も使えないので注意してください。

海外データトッピングは韓国への出発前に購入することはできますか?

はい。事前に購入できます。
韓国で使う海外用データトッピングを日本国内(利用可能地域以外)で購入した場合、待機状態(最大30日)となります。韓国(利用可能地域)でデータ通信に接続すると、トッピングの利用が開始されます。それまでは海外用データトッピングは消費されません。

韓国用にデータトッピングを購入し、現地で切り替えた場合、それまで使っていた日本国内のトッピングのデータ残量はどうなりますか?

韓国で利用するための海外用データトッピングは日本国内でのトッピングとは別枠です。そのため、国内用トッピングのデータ残量は有効期間中そのまま残っています。
例えば、日本で30日間有効の30GBのトッピングを購入して、残りが10GBの時点で 韓国用データトッピングを購入し利用した場合、日本に帰国してからも残りの10GBが使える状態です。

5. povo以外に韓国でお得にネットを利用する方法


韓国旅行のためのデータ通信として、お得に利用できる旅行用eSIMも検討してみてはいかがでしょうか。

韓国旅行にはeSIMがおすすめ

韓国をはじめ、海外旅行に行くなら、海外ローミングよりもeSIMがおすすめです。eSIMはスマホに内蔵されたSIMで、海外旅行向きのメリットがいくつかあります。
①購入から設定までオンラインで完結!
お店に受け取りに行ったり、自宅に届くのを待つ必要はありません。
②日本で使っているSIMカードを取り出す必要なし!
韓国旅行中に、日本で使っているSIMカードをなくすのを防げます。
③購入後にメールですぐに届く!
渡航直前や到着直後の購入でも、eSIMはメールですぐに届きます。
メールで届いたQRコードを読み込んで、簡単な設定をするだけでネットに接続できるようになります。

SakuraMobileの料金プラン

SakuraMobileのeSIMなら、povoの海外データトッピングよりもリーズナブルに高速データ通信ができます。滞在期間に合わせてプランを1日単位で選ぶことができるため、無駄がなく、コスパが良いのがSakura Mobileの特長のひとつです。料金プランの例を見てみましょう。

利用期間データ量金額データ量金額
3日間1GB/日¥2,0002GB/日¥2,500
5日間1GB/日¥2,5002GB/日¥3,000
7日間
1GB/日¥3,0002GB/日¥3,800
10日間1GB/日¥4,0002GB/日¥4,800

また、次の表はSakuraMobile韓国プランと、povo海外データトッピングを比較したものです。

プランデータ量料金1GBあたり単価
SakuraMobile 1GB/日1日(1GB/日)1GB
1900円950円
SakuraMobile 2GB/日1日(2GB/日)2GB
2400円1200円
povo(レギュラートッピング)1日(0.5GB/日)0.5GB640円1280円
SakuraMobile 1GB/日3日(1GB/日)3GB
2000円約666円
SakuraMobile 2GB/日3日(2GB/日)6GB
2500円約416円
povo(レギュラートッピング)3日(1GB/3日)1GB1480円1480円
SakuraMobile 1GB/日5日(1GB/日)5GB
2500 円500円
SakuraMobile 2GB/日5日(2GB/日)10GB
3000円300円
povo(レギュラートッピング)5日(2GB/5日)2GB2880 円
1440円
SakuraMobile 1GB/日7日(1GB/日)7GB3000円約428円
SakuraMobile 2GB/日7日(2GB/日)14GB
3800円約271円
povo(レギュラートッピング)7日(3GB/7日)3GB4280円約1426円

2つを比較してみるとSakuraMobileの方が、同じ日数でも使えるデータ量が多く、1GBあたりの単価も安くなっていて、お得に利用できることがわかります。
韓国旅行用に、SakuraMobileの韓国用eSIMをぜひ検討してみてください。